コンテクスト・アーツ科目アートキュレーション演習の成果発表として、SPRAS青葉台・青葉台リビングラボプラザを会場に、学生企画による展覧会を開催します。
今回の展示では、アートキュレーション演習を受講する6人の学生が、それぞれの考える「わたしの美しさ」をテーマに6つの展示を行います。
美術大学に学ぶ大学生は普段何を考え、どんなものを制作しているのか。実際のところは家族や友人でさえあまり知りません。まして横浜美術大学のある青葉台地域に暮らす方々にとっては、バス停やコンビニエンスストアなどでその姿を見る以外、ほとんど知る機会はないといえましょう。
わたしたちは今回の企画のなかでそうした美大生の「実像の見えなさ」について焦点を当て、「『美しいものをつくる』と思われている美大生が考える美しさ」をテーマに、わたしたちの等身大の感性を知っていただく機会を作ることにしました。
在学生や受験生、他大学生はもちろん、駅周辺施設の利用者や地域住民の方々、今回協力を仰ぐ企業の皆様などに、日常の美大生がどのようなことを考え、活動しているのかを少しでも知っていただければと思います。そして、この展示が来場者の方々にも「わたしの美しさ」について考えていただくきっかけとなれば幸いです。