
株式会社キャリアボットと共同で「メタバースキャリアセンター」を開設します。
美術大学ならではの空間デザインと充実したサポート体制で、未来のクリエイターを生成AIとAIアバターによる24時間対応で支援します。
メタバースキャリアセンターとは?
「メタバースキャリアセンター」は、横浜美術大学の学生が、時間や場所を問わず、就職やキャリアに関する相談ができる仮想空間のキャリア支援施設です。本プロジェクトでは、大学の教職員とキャリアボットが協力し、学生に最適なメタバース空間を設計。空間のレイアウトは教職員と検討のうえ制作したものとなっています。
本プロジェクトは、約1年の準備期間を経て実現しました。学生が気軽にアクセスできる環境を整えることで、従来の対面型キャリアセンターの枠を超え、より柔軟で継続的なキャリア支援を提供することを目指します。
特徴①:24時間対応のAIアバターによるキャリア相談
本キャリアセンターでは、生成AIを活用したAIアバターが24時間体制で就職・キャリア相談に対応します。学生はテキストで気軽に相談でき、就職活動の進め方、ポートフォリオの作成、業界研究など、幅広いサポートを受けることが可能です。美術大学の学生向けに特化したAI仕様となっており、アート・ デザイン業界に関する情報を豊富に提供します。
特徴②:教職員と連携した充実の支援体制
AIアバターによる相談対応に加え、横浜美術大学のキャリア支援スタッフや教職員もメタバース空間に参加し、対話型のキャリアサポートを提供します。定期的に学内企業セミナーやポートフォリオ講座を開催し、学生のキャリア形成を多角的に支援します。
特徴③:メタストアを活用した直感的な操作性
本プロジェクトは、株式会社ハコスコが提供する「メタストア」上で運営されており、VRゴーグルや専用アプリを必要とせず、スマートフォンやPCのブラウザから簡単にアクセスできます。これにより、学生は直感的な操作でメタバースキャリアセンターを利用でき、就職活動のハードルを下げることができます。
「メタバースキャリアセンター」について期待すること
【横浜美術大学(教員によるコメント)】
本学では、学生が主体的にキャリアを考えられる環境づくりを重視しています。今回、キャリアボットのサービスを導入したのは、美大生にとって使いやすく、実践的なキャリア支援が期待できると判断したためです。バナーや空間設計も学生視点を取り入れ、学内と連携して開発しました。今後も継続的に改善を重ね、より充実したサポートを提供していきます。
【横浜美術大学(職員によるコメント)】
美大生は制作活動に追われ、就職活動の時間を確保しにくいのが現状です。そこで、いつでも気軽に相談できる環境を整えるため、本サービスを導入しました。AIアバターによる24時間対応の相談や、学内イベント・求人情報へのスムーズなアクセスを通じて、学生が自分のペースでキャリアを考えられるよう支援していきます。
【株式会社キャリアボット 代表取締役 岡崎 浩二によるコメント】
今回、横浜美術大学と共に、美大生に特化したメタバースキャリアセンターを実現できたことを大変嬉しく思います。美術・デザイン分野は多様なキャリアパスがあるからこそ、一人ひとりに合った支援が重要です。AIアバターによる24時間対応の相談や、学内イベント・求人情報との連携を通じて、学生が柔軟にキャリアを考えられる環境を提供していきます。今後も美大生の可能性を最大限に引き出し、より良い未来へつなげるサポートを続けてまいります。