FUKAHORI Riusuke
金魚を題材とした樹脂作品で世界から注目されるアーティスト。器の中に樹脂を流し込み、その上に直接金魚を描くというオリジナルの技法をあみ出し、作品を発表する。「Joshua Liner Gallery」(ニューヨーク)、「深堀隆介×サンシャイン水族館アートと生き物の金魚展」(東京)、「アートプラザ大分」(大分)、「 ICN ギャラリー」(ロンドン)、「夏休み!生き物図鑑」...
客員教授
美術作家
深堀 隆介
FUKAHORI Riusuke
ー美術・デザインを志す皆さんへー
皆さんは、将来何になりたいでしょうか?
デザイナー、アニメーター、アーティスト、美術を活かした職業はたくさんあります。すでに明確な夢を持って歩んでいる人や、まだ将来の夢に悩んでいる人など、さまざまな人がいると思います。私は大学生の時、将来何になりたいのか明確な夢を持っていませんでした。美大に行けば、子供の頃から得意だった絵を活かせる道へのヒントがあるんじゃないかと思い、美術大学へ進学しました。学生生活を送る中で、いろんな経験をしました。しかし、卒業しても自分が何に向いているのか分からず、結局、数年いろんな仕事をしていくうちに、自分はアーティストになりたいんだと気がつきました。すでに
26歳になっていました。私の場合は、気がついたのが遅かったかもしれませんが、大学で得た経験が役に立ったことも否めません。先生からの言葉や、友人たちとの芸術談義、先輩や先生の制作のお手伝い、学祭委員会など、学生生活で得た経験がベースになって、今の道へ進むことができました。
皆さんも、横浜美術大学でたくさんのことを学んでください。学業はもちろん、アルバイト、展示会、旅行など、学生生活を楽しみながら、是非あなたの夢を叶えてください。
美術作家 深堀隆介
経歴・業績
金魚を題材とした樹脂作品で世界から注目されるアーティスト。器の中に樹脂を流し込み、その上に直接金魚を描くというオリジナルの技法をあみ出し、作品を発表する。「Joshua Liner Gallery」(ニューヨーク)、「深堀隆介×サンシャイン水族館アートと生き物の金魚展」(東京)、「アートプラザ大分」(大分)、「 ICN ギャラリー」(ロンドン)、「夏休み!生き物図鑑」群馬県立館林美術館(群馬)、「ほっこり美術館展」横須賀美術館(神奈川)、「東亜現代写実芸術展」毓繍美術館(台湾)、「金魚絵師深堀隆介展『平成しんちう屋』」平塚市美術館(神奈川)、刈谷市美術館(愛知)、
「和巧絶佳展令和時代の超工芸」パナソニック汐留美術館(東京)、「深堀隆介展『金魚鉢、地球鉢。』」上野の森美術館(東京)など<
5 巡回、 J P F 「『超絶技巧の日本』展」海外巡回展( 2 0 1 7 ~現在)他、国内外で多数開催。
深堀氏ウェブサイト